NSCA認定資格には認定条件があります。また、資格認定者はNSCAおよびNSCAジャパンが定める規定と方針に同意する必要があります。
(*)資格認定に有効なCPR/AEDの認定には条件があります。下記の補足にてご確認ください。
※CPSS、CSPS、TSAC-Fについては、NSCAジャパン試験担当までお問い合わせください。
NSCAジャパン会員の種別は、正会員、学生会員のいずれも資格認定条件を満たします。
CSCSで要求される学位として認められる大学とは、学校教育法が定める4年制大学または6年制大学です。日本国外の大学では、その大学が所在する国からの認可を得ていることが必要です。
※ 高度専門士について高度専門士の称号を付与する専修学校につきましては、文部科学省のウェブサイトにてご確認ください。資格の認定に有効なCPR/AEDの認定とは、下記のすべてを満たすものです。
NSCAジャパンの規定と方針および手続きについて、資格認定者はそれらを順守することが求められます。
※ 内容は、NSCA資格認定試験ハンドブック(PDF)の「付録C」にてご確認ください。CSCSの資格認定試験は、基礎科学セクションと実践/応用セクションの2つのセクションで構成されています。
基礎科学セクションは、スコアード問題80問とノンスコアード問題15問で構成されています。
エクササイズサイエンスや栄養学に関する知識を問う問題が出題されます。
分野 | 問題配分 | 問題数 |
---|---|---|
エクササイズサイエンス | 55% | 44 |
スポーツ心理学 | 24% | 19 |
栄養学 | 21% | 17 |
ノンスコアード問題 | - | 15 |
合計 | 100% | 95 |
解剖生理学、バイオメカニクス、トレーニングに対する適応などが該当範囲となります。それぞれの知識をきちんと理解できているかどうか、試験問題で問われます。
アスリートに対して適切なトレーニングプログラムを提供するには、エクササイズサイエンスの理解が必須です。
特にアスリートには、ハードなトレーニングが必要となることが多いため、安全で効果的なトレーニング効果を引き出すには、人間の身体そのものについての知識がなければいけません。
アスリートにとって、効率的かつ効果的なトレーニングを実施することや、試合で最大のパフォーマンスを発揮することは、非常に重要です。
そのためには、S&Cコーチからアスリートに対して、適切な動機付けや声掛けを行うことも必要です。アスリートが抱える課題を解決するため、心理状態とパフォーマンスの関係性や、心理学的側面からの適切なアプローチ方法などについての知識が問われます。
S&Cコーチとしてのアスリートに対する栄養指導に必要な知識が問われます。
トレーニング効果を引き出すためには、栄養面の指導も必須です。食品についての知識に限らず、エルゴジェニックエイドやサプリメントに対する知識も問われます。
実践/応用セクションは、スコアード問題110問、ノンスコアード問題15問で構成されています。
プログラムデザイン、エクササイズテクニック、組織と運営、テストと評価に関する知識を問う問題が出題されます。エクササイズテクニックなどに関する映像や画像を見て解答する問題が30~40問含まれます。
分野 | 問題配分 | 問題数 |
---|---|---|
エクササイズサイエンス | 36% | 40 |
プログラムデザイン | 35% | 38 |
組織と運営 | 11% | 12 |
テストと評価 | 18% | 20 |
ノンスコアード問題 | - | 15 |
合計 | 100% | 125 |
柔軟性エクササイズやレジスタンストレーニング、プライオメトリック、スピード、アジリティ、有酸素性トレーニングや非伝統的エクササイズ等の適切なテクニックと、それらのエラーテクニックの修正エクササイズが問われます。また、補助方法も試験問題に含まれます。
選手の健康状態や能力、トレーニング経験とトレーニング目標に基づいて、競技パフォーマンスを最大限に向上させ傷害の危険性を最小限に抑えるためのトレーニングプログラムを計画することがS&Cコーチとしての大きな役割となります。そのプログラムデザインについて、適切な知識と応用力が身についているかが問われます。
安全なトレーニング指導は、業界の基準に基づいた施設設計と施設の運営方法、また指導者たちがチームとしてアスリートのサポート体制が整った上で成り立ちます。
試験問題では、施設基準とその運営、訴訟問題や法的責任のリスクを最小限に抑えるための方法等について問われます。
指導するアスリートの競技特性等を考慮した、適切なテストと評価を実施するための知識を理解しているかどうかが問われます。
適切なプログラムを提供するために、トレーニング開始前にアスリートの能力を評価すること、またそのプログラムの効果を客観的に判断するためにも、テストと評価は非常に重要です。
さまざまなテスト種目を理解し、その結果により適切な評価ができるかがポイントです。
試験は「基礎科学セクション」と「実践/応用セクション」の2つのセクションでおこなわれます。
基礎科学セクション | 1時間30分 |
---|---|
実践/応用セクション | 2時間30分 |
合計 | 4時間 |
「基礎科学セクション」と「実践/応用セクション」の間には15分間の休憩時間が与えられます。なお、基礎科学セクション終了から15分を経過すると、受験者の準備が整っているか否かに関わらず、実践/応用セクションの試験時間が開始されます。
テストセンター内に設置されている時計を確認しながら休憩時間を管理してください。短めに休憩をとり、15分以内に実践/応用セクションの試験を開始することもできます。
上記の他、試験中にいつでも途中休憩をとることができますが、その際の試験時間は進行したままです。
休憩中は、(特定の時間の医薬品服用などの)あらかじめ承認された特別な場合以外は個人の持ち物に接触することはできません。
CSCS認定試験 | 50,270円(税込) |
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1セクション(*) | 34,100円(税込) |
以下の条件をすべて満たす場合、受験期間が終了する1週間前までにキャンセル申請を行うことで、受験をキャンセルすることができます。
キャンセルによる返金額は以下のとおりです。
※ 決済方法・キャンセル時期により返金額が異なりますのでご注意ください。キャンセル申請は、マイページの出願状況ページ内の「受験キャンセル」ボタンより行ってください。
※ 定められた受験期間の終了日6日前以降は、キャンセル申請を行うことはできず、返金もされません。