【講義】9:30~11:00
S&C指導へのスポーツ科学の活用
-フォースプレートを用いたアスリートの神経-筋機能の測定・評価-
本セミナーでは、スポーツ科学に則した測定・評価をS&C指導に活用するための基礎知識を解説します。
近年注目されているフォースプレートを用いることにより、これまでの1RM測定やVBTでは取得できなかったデータをトレーニングセッションを行いながらリアルタイムで確認することができるようになります。本セミナーでは、フォースプレートで測定できる各種データの定義やそれらのS&C指導への活用方法などについて解説します。
<参考文献>
1.Duncan N. French、Lorena T Ronda、柴田真志、小林秀紹、NSCAスポーツ科学の基礎知識.千葉:NSCA出版. 2023
2.G.Gregory Haff、N. Travis Triplett、篠田邦彦、岡田純一.NSCA決定版 ストレングストレーニング&コンディショニング.千葉
講師

修士(スポーツ科学), CSCS, NSCA-CPT, JATI-AATI
〈講師紹介〉
S&Cコーチとして23年間、大学生からプロ、日本代表まで様々なカテゴリーのS&C指導に従事。
2021年からは国立スポーツ科学センターハイパフォーマンスジムでスポーツ科学に即した測定評価をベースに、様々な競技のオリンピック代表候補選手のS&Cをサポートした。
現在はスポーツ科学をS&Cに活用するための情報発信をしている。
【講義】11:10~12:10
フォースプレートを活用した神経-筋系の評価とS&C介入の実際
-トップアスリートを対象とした事例-
本セミナーでは、パリオリンピックに向けたS&C介入の一例として、フォースプレートを用いた神経-筋系の評価と活用事例を紹介します。過密化する競技日程に対応するために、どのような評価指標を活用しプログラムを設計・運用したのか、実施過程での課題や留意点も併せて解説します。
<参考文献>
1. Comfort,P., Dos’Santos,T., Beckham,G.K., Stone,M.H., Guppy,S.N., Haff,G.G. Standardization and Methodological Considerations for the Isometric Midthigh Pull. Strength Cond. J. 41: 57-79. 2019.
2. Newton,R.U., Dugan,E. Application of strength diagnosis. Strength Cond. J. 24: 50-59. 2002.
3. 平山邦明 編.アスレティックパフォーマンス向上のためのトレーニングとリカバリーの科学的基礎. 東京: 文光堂.236-254.2021.
4. David Joyce,Daniel Lewindon 編.ハイパフォーマンスの科学-トップアスリートをめざすトレーニングガイド. 東京: ナップ.255-266.299-327.2016.
講師

M.S., CSCS*D, JATI-AATI, JSPO-AT
〈講師紹介〉
順天堂大学を卒業後、(株)KTAJにて10年間トレーニング指導者として活動。
その後、2021年より国立スポーツ科学センター常勤トレーニング指導員として、主にフェンシング、飛込、スポーツクライミング、パラリンピック競技を対象にトレーニング指導に当たる。
国際競技力強化に向けて各競技団体および選手が抱える課題に対し、スポーツ医・科学、情報の各側面と連携しながら支援を行っている。
【講義】12:10~13:10
フォースプレートを活用した神経-筋系の評価とS&C介入の実際
-トップアスリートを対象とした事例-
本セミナーでは、フォースプレートを活用したジャンプ動作の評価とトレーニング指導の実践例を紹介します。フォースプレートを用いることで、跳躍高や沈み幅、BRFDなどの力学的変数をリアルタイムで測定し、動作の変化を定量的に評価しました。そのデータを基に適切なキューイングを行うことで、ジャンプ動作の改善を促しました。本セミナーでは、フォースプレートを活用したトレーニング指導の方法や、定量・定性評価を組み合わせた指導の実践的なアプローチについて解説します。
<参考文献>
1.Kovacs M.S, Applied physiology of tennis performance. Br J Sports Med 40: 381–386. 2006.
2.平山邦明. 指導のケーススタディ スクワットエクササイズ. Strengh Cond JJ 24(6): 12–17. 2017.
3.Shinchi K., Yamashita D., Yamagishi T., Aoki K., Miyamoto N. Relationship between jump height and lower limb joint kinetics and kinematics during countermovement jump in elite male athletes. Sports Biomechanics; 1-12. 2024.
講師

M.S., CSCS, JSPO-AT
〈講師紹介〉
1986年生まれ。2009年千葉大学教育学部スポーツ科学課程卒業、2011年筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻修了。修士(体育学 )。2011年~2012年 筑波大学スポーツResearch & Developmentコア研究員、2013年~2020年 北海道日本ハムファイターズ トレーナー(コンディショニング担当)、2021年より現職。現在は、国立スポーツ科学センター常勤トレーニング指導員として、主にバドミントンやテニス選手のトレーニングサポートに従事している。
日時 | 2025年5月24日(土) 9:30~13:10 (受付時間9:00~) |
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会場 | NSCAジャパン Human Performance Center 千葉県流山市前平井85 ※MAP 秋葉原駅から「つくばエクスプレス」で約30分。 最寄駅「流山セントラルパーク駅」から徒歩1分。 |
受講料 (税込) | 会員:5,775円/一般:11,550円 ・受講料のお支払いは、「クレジットカード」又は「PayPay」から選択できます。 ・決済が完了した時点でセミナー申込受付が完了となります。 |
定員 | 30名(定員に達し次第締め切ります) |
CEU | 0.35(カテゴリーA) ※欠席・遅刻・早退・途中退席があった場合、CEUは付与されません。 |
申込締切 | 2025年5月23日(金)15:00まで |
持ち物 | ・筆記用具 ・飲み物 |
キャンセル ポリシー | 【キャンセルに伴う返金について】 開催7日前(5月18日(日))までにご連絡が確認できた場合・・・お申込み時の決済先に全額返金いたします。 開催6日前(5月19日(月))以降にご連絡が確認できた場合・・・返金はありません。 【開催中止の場合】 以下の理由により開催中止となった場合、セミナー受講料は全額返金いたします。 なお、返金の対象は決済済みのセミナー受講料のみとなります。 a.悪天候、天災地変、その他の自然現象 b.交通機関など、セミナー実施に不可欠な組織、団体、個人のストライキ c.セミナー実施に影響を及ぼす新法令の発令および公官庁の命令 d.施設、機材の異常など、安全かつ円滑にセミナーを実施することが困難と判断される場合 e.伝染性感染症の蔓延 f.その他、不可抗力により主催者がセミナー実施が困難と判断した場合 |
その他 | ・当日の案内等に関する詳細は、お申込み後にマイページ→活動履歴→案内をご確認ください。 ・本イベント開催中に、主催者が撮影した写真・動画等を、NSCAジャパンが運営するメディア媒体(SNSおよびウェブサイト等)で公開する場合があります。 あらかじめご了承ください。 |