Examples
サンプル問題
サンプル問題
3級の検定問題は、問題集の問題や解説とおおむね1対1で対応しており、素直な出題内容となっています。
次の( )内に入る言葉はどれか?
( )とは骨と骨の接合部のことである。
この写真は腕立て伏せ(プッシュアップ)というエクササイズであるが、このエクササイズで主に使われる筋肉は、胸、腕の後面のほか、残りの1つはどれか?
腕立て伏せ(プッシュアップ)では、主に大胸筋(だいきょうきん)と呼ばれる胸の筋肉、そして肩や腕の筋肉を使用します。トレーニングの際には主に大胸筋を意識して行いましょう。また、図のように体を一直線に保つことが大事です。
(トレ検3級問題集 Q115 からの出題)
ヒトの体のなかで力やエネルギーになる栄養素の組み合わせとして正しいものはどれか?
食物に含まれるさまざまな栄養素のなかでも、主にエネルギーに変わるのは、炭水化物、タンパク質、脂質であり、この3つを三大栄養素といいます。なお、ビタミンやミネラルは体の調子を整える働きをする栄養素です。
(トレ検3級問題集 Q063 からの出題)
2級の検定問題は、3級と比べて難易度がアップしており、問題集の複数の問題を組み合わせた問題も出題されます。
脊柱を形成する骨のなかで、頚椎と胸椎の骨の数の合計は以下のうち、どれか?
栄養に関する記述として最も適切なものは以下のうち、どれか?
他の選択肢については下記のとおりです。
① 糖質は1gあたり約4kcalの熱量で、脂質が1gあたり約9kcalの熱量を有しています。
③ 必須アミノ酸も非必須アミノ酸もヒトの体には必要です。体内で必要な量を生成できないために食品などから摂取する必要があるアミノ酸のことを必須アミノ酸、体内で必要な量を生成できるアミノ酸のことを非必須アミノ酸と呼びます。
④ ビタミンは、五大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル)の1つです。エネルギー産生栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)には含まれませんが、有機質に分類されます。
(トレ検2級問題集 Q051、Q057、Q063、Q066 からの出題)
フォワードランジでストレッチ効果が得られる筋肉のうち、バックスクワットで鍛えることができる筋肉は以下のうち、どれか?
フォワードランジでストレッチされる筋肉は、後ろ側の脚の太もも前面にある腸腰筋と大腿直筋です。そして、大腿直筋は大腿四頭筋を構成する筋肉の1つですので、フォワードランジでストレッチ効果を得られる筋肉は、選択肢「① 腸腰筋」「② 大腿四頭筋」となります。
また、バックスクワットで鍛えることができる筋肉は、選択肢の中では「② 大腿四頭筋」「③ 大殿筋」「④ 半膜様筋」が該当します。
(トレ検2級問題集 Q002、Q107、Q136 からの出題)
1級の検定問題は、トレ検問題集の1級~3級すべてから出題されます。
選択肢の内容の正誤を判断する問題が増え、シナリオ問題も出題されるなど文章量も多くなります。単純にQとAを暗記しただけでは合格は難しいでしょう。関連するQとAの知識が紐づいて理解していることが求められます。
「筋肉」に関する記述ととして誤っているものは以下のうち、どれか?
下記の文章を読み、問いに答えよ。
減量を目的として、これまでトレーニングを全く行ったことがないAさん(30歳、身長160cm、69kg)が、週に2回、1回あたり40分のウェイトトレーニングを行って、1ヶ月が経過した。
本日のトレーニング開始前に体重をはかったところ65kgであった。
ウェイトトレーニングは、下記の6種目をスーパーセット法で実施した。
A: バイセップスカール
B: ベンチプレス
C: ベントオーバーロウ
D: ライイング・バーベルトライセップスエクステンション
E: レッグエクステンション
F: レッグカール
トレーニング終了後に再度体重をはかったところ64.5kgであった。
Q2-1. エクササイズを実施した順番として適切なものは、どれか?
Q2-2. トレーニング後のAさんに推奨される水分補給量は何mlか?
Q2-3. Aさんへのアドバイスとして適切なものは、どれか?
スーパーセット法は、拮抗する筋肉を強化するエクササイズを続けて実施する方法です。正解のエクササイズは、広背筋×大胸筋、大腿四頭筋×ハムストリングス、上腕二頭筋×上腕三頭筋のセットになっています。
(トレ検問題集 3級:Q102/Q104/Q105/Q110/Q111、2級:Q122、1級:Q143 から出題)
体重0.45kgの減少につき、600~700mlの水分補給が推奨されています。トレーニングの前後で体重が0.5kg減少しているので、推奨される水分補給の量は667ml~778mlとなります。
(トレ検問題集 1級:Q051 から出題)
AさんのBMIは、65kg÷(1.6m×1.6m)≒25.4となり、25以上ですので「肥満」に分類されます。
(BMIの計算式は世界共通ですが肥満の判定基準は国により異なります。日本では25以上が肥満とされています。)
一般的に、レジスタンストレーニングの推奨頻度は、開始後2ヶ月を経過していない初心者は週2~3回、中級者は3~4回、上級者は4~7回と言われています。Aさんはトレーニングを初めて1ヶ月の初心者ですので、トレーニング頻度は週2~3回が推奨されます。
1週間の適切な体重減少の目安量は0.45kg~0.9kgと言われています。1ヶ月を30日とした場合、体重減少上限の目安は、0.9kg÷7日×30日≒3.9kgです。Aさんは、1ヶ月で69kgから65kgへと4kg減量しており、体重減少のペースの上限に達していますので、トレーニングを増やす必要はないと考えられます。
トレーニングを行うことによってタンパク質やビタミンの必要量は増加しますので、タンパク質の摂取量を抑えることは推奨されません。
(トレ検問題集 3級:Q052、1級:Q051/Q066/Q149 から出題)