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※オウンドメディアバナー

2024年12月14-15(土日) グランキューブ大阪(大阪府大阪市)

S&Cカンファレンス2024(現地参加)

※オンライン(アーカイブ配信)をご希望の方はこちら

日程

1日目:2024年12月14日(土)
2日目:2024年12月15日(日)

会場

グランキューブ大阪(大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51)MAP

CEU

1.0(カテゴリーA)/1日
※両日参加の場合は、2.0(カテゴリーA)となります。
・カンファレンス終了後、2~3週間以内にCEUを付与します。マイページでご確認ください。
・米国会員で英語版CEU証明書が必要な方は、お問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

講座内容スケジュール

申込期間

2024年10月15日(火)12:00~2024年12月6日(金)17:00

参加料金

お支払いについて

・受講料のお支払いは、「クレジットカード」又は「PayPay」から選択できます。
・決済が完了した時点でカンファレンスの申込受付が完了となります。

12月14日(土)

種別事前料金(税込)当日料金(税込)
正会員、米国会員9,900円11,000円
学生会員6,930円7,700円
一般19,800円20,900円

懇親会:12月14日(土)18:30~20:30

料金は一律以下の通りとなります。
※12月15日(日)のみカンファレンスにご参加の方も懇親会へのお申込みは可能です。
※懇親会の詳細は下記をご覧ください。

事前料金(税込)当日料金(税込)
4,950円7,000円

12月15日(日)

種別事前料金(税込)当日料金(税込)
正会員、米国会員9,900円11,000円
学生会員6,930円7,700円
一般19,800円20,900円

キャンセルポリシー

【キャンセルに伴う返金について】
開催7日前(12月8日(日))までにご連絡が確認できた場合・・・お申込み時の決済先に全額返金いたします。
開催6日前(12月9日(月))以降にご連絡が確認できた場合・・・返金はありません。

【開催中止の場合】
以下の理由により開催中止となった場合、セミナー受講料は全額返金いたします。
なお、返金の対象は決済済みのセミナー受講料のみとなります。
a.悪天候、天災地変、その他の自然現象
b.交通機関など、セミナー実施に不可欠な組織、団体、個人のストライキ
c.セミナー実施に影響を及ぼす新法令の発令および公官庁の命令
d.施設、機材の異常など、安全かつ円滑にセミナーを実施することが困難と判断される場合
e.伝染性感染症の蔓延
f.その他、不可抗力により主催者がセミナー実施が困難と判断した場合

他団体資格の単位付与

現地でついた講座を受講いただいた方のみ対象となります。
:(財)健康・体力づくり事業財団 健康運動指導士・健康運動実践指導者 
:(社)日本フィットネス協会(JAFA) JAFA/GFI
※オンライン(アーカイブ配信)でお申し込みの場合は、他団体単位付与の対象とはなりませんので、予めご了承ください。

ポスター・口頭発表

NSCAジャパンS&Cカンファレンス2024でのポスター・口頭発表の募集期間は終了いたしました。
詳細についてはこちらをご確認ください。

協賛募集

NSCAジャパンS&Cカンファレンス2024での協賛募集は終了いたしました。(2024年11月1日)
協賛に関するご質問やお問い合わせは、お問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

協賛企業のご紹介

NSCAジャパンS&Cカンファレンス2024は、以下の企業様よりご協賛いただいております。

来場者特典

①記念Tシャツ
②プログラム(冊子)
③ビニールバッグ
④対象講座のアーカイブ配信
※12月16日(月)にご登録のメールアドレスに、視聴用のURL等をご連絡いたします。
配信期間:2024年12月23日(月)12:00~2025年1月22日(水)23:59
⑤12月15日(2日目)のみ軽食(リーガロイヤルホテル大阪)配布あり。
※軽食配布には数に限りがございます。予めご了承ください。
キャリアコーナー/CEU相談コーナーに参加可能です。
プロテイン試供品(X-PLOSION)の配布あり。

その他

・入場時に参加証をお渡しします。ご本人様確認のため、マイページにてNSCAジャパン会員証をご提示いただく場合がございます。
・会期中、会場内では各種撮影を行っております。撮影された写真・動画は、ウェブサイトやSNSを含む、主催者による広告物・掲載物などを目的としての使用に限りますが、来場者が映り込む可能性がございます。あらかじめご了承ください。


講座内容・スケジュール

12月14日(土):1日目

12:00~13:30
講演   
【Day1-1-A】 定員:300名 会場:1001教室(10F)
成功への道を再考する
~なぜ我々にとって、より良くなるための新しい視点が必要なのか~
Ian Jeffreys(Ph.D., CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, RSCC*E, FNSCA, NSCA理事長, All Pro Performance代表, レイキャビク大学 客員教授)

【講演概要】
トレーニングやパフォーマンスの業界では、私たちが行うトレーニングを一変させる魔法の要素を見つけることに重点が置かれています。その結果、方法論に重点が置かれ、最良のエビデンスに基づくアプローチを使用すれば必ず成功するという考え方が広まっているようです。しかし、人間の行動やパフォーマンスという複雑な領域に関与する上で、この考え方で十分なのか、またこのアプローチは実際には逆効果ではないでしょうか。魔法の要素を見つけようとするあまり、私たちは世界の本当の仕組みや、本当に重要なことを見失ってしまったのではないでしょうか。
このプレゼンテーションでは、現在の私たちの視点に疑問を投げかけ、代替のアプローチを提案し、成功への道筋を自ら設計するためのフレームワークを提供します。
実技 
【Day1-1-B】 定員:150名 会場:1003教室(10F)
種目特異性に基づいた投球障害肩予防トレーニング
~運動負荷を考慮に入れた僧帽筋下部線維の活性~
鶴池 柾叡(Ph.D., ATC, JSPO-AT, ウォーターホルダー代表, 昭和大学保健医療学部 兼任講師)

【講演概要】
投球障害肩予防トレーニングは、種目特異性に基づいて競技向上になるように行う。運動負荷は、三角筋および僧帽筋上部線維を過剰に活性させないように運動負荷を決定する。トレーニングは、肩甲骨が上方回旋、外旋、後傾になるように僧帽筋下部線維を強調する。腹臥位から側臥位で意識付けした運動から始め、立位では最終域のところを等尺性筋収縮で意識付けを行う。次にチューブを用いて肩外転90°で肩外旋、水平外転運動を行う。最終的には下から上へのフリーモーションエクササイズを行う。
講演 
【Day1-1-C】 定員:200名 会場:1009教室(10F)
サルコペニア・フレイル予防のための最新エビデンス
~運動不足・糖尿病から始まるサルコペニア・フレイル~
石井 好二郎(Ph.D., 同志社大学スポーツ健康科学部 教授)

【講演概要】
高齢期にも内臓脂肪量は増加していることが確認されている。内臓脂肪の増加は骨格筋細胞内脂肪(IMCL)を招き、IMCLの増加は筋力の低下を生じさせると共に、インスリン抵抗性も生じる。また、インスリン抵抗性は骨格筋量の減少よりも筋力低下に関連する。一方、高脂肪食をマウスに与えられた高齢マウスでは、骨格筋細胞内カルシウムイオンの調節障害が生じ筋力低下を示した。したがって、筋力低下を早期に発見することが、サルコペニアならびにフレイルの早期発見に繋がるものと思われる。
講演  企業セミナー 
【Day1-1-D】 定員:120名 会場:1008教室(10F)

骨格構造に基づいた動作改善トレーニングの理論と実践
~LOFEアーチサポートを用いたスポーツ・医療業界での取り組み~
邵 基虎ソ キホ(Ph.D., 一般財団法人日本バランスポスチャリスト財団 理事, 株式会社プランニング)

【講演概要】
私は23年間、プロ・アマ問わず50種目近いアスリートのストレング&コンディショニング、フォーム改善に関わってきたのと共に、肩凝り・腰痛改善、片麻痺などの神経疾患を持たれた方々の機能改善にも携わってきました。その過程でLOFEアーチサポートと出会い、姿勢と足裏の関係について研究する傍ら足裏からの運動連鎖に着目したアプローチ方法を考え、実践してまいりました。現在では、日本バランスポスチャリスト財団の活動を通してスポーツ科学・健康科学の先生方だけでなくリハビリテーション医・理学療法士の先生方と共に、足裏と姿勢、動作の関連性について共同研究と実践方法の確立に取り組んでいます。
本セミナーでは、私自身が取り組んできたトレーニングの事例や、病院のリハビリテーション現場で取り組まれ示された症例について、理論と実践を交えて紹介します。
14:30~16:30
講演 現場報告  
【Day1-2-A】 定員:300名 会場:1001教室(10F)
心理サポートにおけるアスリートの理解
江田 香織(Ph.D., 東洋大学健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科 准教授)

【講演概要】
来談するアスリートの多くは、何らかの課題や問題を抱えている。時には、他の専門家で解決が難しかった課題や問題を抱えておられることもある。そういった課題や問題に向き合う際、心理サポートにおいては、「個」の理解を重要視する。例え同じ問題を抱えてきても、それぞれの性格や環境、受け止め方が異なるため、問題の捉え方、訴え方は様々である。しかし、そういった問題の捉え方や訴え方にこそ「その人らしさ」が色濃く映し出されるため、心理サポートにおいては、問題や課題をその人のあり様として理解し、競技力向上と共にそのアスリート自身の自己形成に資するようサポートしていく。当日はアスリートの問題や課題に対する心理的理解について、詳しくお伝えしたい。

講演 現場報告    
女性アスリートのS&C指導実践報告
~大学スポーツの現場経験から~
青木 達(CSCS,*D, NSCAジャパンマスターコーチ, NSCAジャパン指導者育成委員会委員長, 日本スポーツ協会公認ウェイトリフティング指導員, 龍谷大学スポーツ・文化活動強化センター)

【講演概要】
本講座では、女子大学生アスリートを対象としたストレングス&コンディショニング指導について、実際の現場での取り組みを中心にお話しします。適切なS&Cエクササイズは、競技パフォーマンスの向上や身体機能の改善に貢献し、さらに怪我のリスクを軽減する効果が期待されます。これらの効果は、男性アスリートだけでなく、女性アスリートにも同様に有益です。
私自身の指導経験を基に、女性アスリートに対する具体的な指導例や、指導の際に注意しているポイントを紹介します。皆様の今後の指導に役立つヒントをお届けできれば幸いです。
スポーツ栄養SIG
【Day1-2-B】 定員:40名 会場:1003教室(10F)
腸内環境について考える
【座長】
河南 こころ(CSCS, 管理栄養士, NSCAジャパン女性ストレングス&コンディショニング委員)
【副座長】
右近 直子(NSCA-CPT, NSCAジャパンマスタ―コーチ, NSCAジャパン女性ストレングス&コンディショニング委員, NSCAジャパン関西アシスタント地域ディレクター, 管理栄養士, 京都文教短期大学)
三好 友香(CSCS, 管理栄養士, 公認スポーツ栄養士, 森永製菓inトレーニングラボ)
【概要】
近年、アスリートのコンディション調整の一環として、腸内環境も注目を集めています。
お腹に不調を抱える選手はもちろん、免疫機能を維持し感染症を予防するという観点からも栄養サポートとしてぜひ取り組みたいところです。
そこで今回のスポーツ栄養SIGでは、最近の知見と実際の現場で対応した事例も共有します。
また、参加者の皆さまと、アスリートのコンディション管理における、腸内環境を整えるためのアプローチについてディスカッションしたいと思います。
高校S&C SIG
【Day1-2-C】 定員:40名 会場:1004教室(10F)
指導現場における”GAP”と向き合う
【座長】
花木 祐真(M.S., CSCS, NSCAジャパンマスターコーチ, 国士舘大学スポーツパフォーマンスセンター)
【副座長】
小平 健太郎(M.S., CSCS, NSCA-CPT, 高校ラグビー部S&Cコーチ, 一般社団法人スポーツのよき相談者)
亀本 佳世子(Ph.D., NSCA-CPT, 公認スポーツ栄養士, 日本体育大学)
【概要】
NSCAジャパンでは青少年のレジスタンストレーニングに関するポジションステイトメントを発表しています。しかし、実際の指導現場では時間、環境、スキルの制約や限界、または選手の能力差、トレーニングおよびコーチング内容、データ管理法、評価法などといった様々な理想と現実のGAPが発生していると思います。こうしたGAPに対して解決方法や対応策をディスカッションしていきます。
また、以下より事前にアンケートを取り、ディスカッションの参考にさせていただきます。
※事前アンケートURL:https://x.gd/c4R7Y
パーソナルトレーニング分科会
【Day1-2-D】 定員:40名 会場:1008教室(10F)
パーソナルトレーニングを安全に実施するために
【座長】
大崎 正則(CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, NSCAジャパンマスターコーチ,  NSCAジャパン北陸地域ディレクター)
松本 健二(M.S., NSCA-CPT, NSCAジャパンマスターコーチ, NSCAジャパン指導者育成委員)
 
【概要】
本セッションでは、パーソナルトレーニングを安全に実施するために大切なことを議論したいと思います。現場で発生しやすいリスクや事故について出し合い、安全管理についての課題や悩みを共有する場にしたいと思います。そこから座長と参加者でアイディアを出し合い、課題解決に向けたディスカッションができればと考えています。
積極的な発言や質問をお待ちしています。
【Day1-2-E】 定員:200名 会場:1009教室(10F)
口頭発表
【座長】
山下 篤央(M.S., ATC, NSCA-CPT, 京都文教短期大学ライフデザイン総合学科 准教授)
16:50~18:00
講演 アスリートトークセッション      
【Day1-3-A】 定員:300名 会場:1001教室(10F)
世界と戦うためのフィジカルトレーニング
【座長】
牧野 講平(CSCS, NSCAジャパンマスターコーチ, JATI-ATI, NASM-PES, 森永製菓株式会社 inトレーニングラボEducational Director)


【副座長】
中嶋 杏菜(NASM-PES, 森永製菓株式会社 inトレーニングラボパフォーマンススペシャリスト)


【登壇アスリート】
飯村 一輝(慶應義塾大学, パリオリンピックフェンシング男子フルーレ団体金メダリスト)
西藤 俊哉(セプテーニ・ホールディングス, 2017フェンシング世界戦選手権フルーレ個人銀メダリスト)
 

【概要】
本セッションでは、世界を舞台に戦うアスリートとともにフィジカルトレーニングの考え方、実際の取り組み、コーチとの関係性など、様々な観点からお話ししたいと思います。
実技 
【Day1-3-B】 定員:150名 会場:1003教室(10F)
パワートレーニングのためのオリンピックウエイトリフティングスキル
Stephan Geisler(Ph.D., NSCA Germany理事長, IST経営大学 教授)

【講演概要】
この実技セッションでは、まずウエイトリフティングの基礎、特にコーチングの際のキューイングを学びます。その後、学んだエクササイズを爆発的なトレーニングのためのエクササイズに変換し、参加者による積極的なコーチングと修正方法を実践します。
講演  
【Day1-3-C】 定員:200名 会場:1001教室(10F)
トレーナーのための資料作成術
~クライアントの理解を深める伝わりやすいデザイン~
中島 健太郎(M.S., CSCS, 株式会社LEARNED)

【講演概要】
トレーナーやS&Cコーチがクライアント・選手に円滑に情報を伝えるための資料作成術についてお伝えします。
何かを人に伝えるとき、誰もが無意識のうちに「デザイン」を行なっています。資料作成におけるデザインの目的は見た目を華やかにすることではなく、受け手の認知的負荷を軽減することにあります。トレーニングプログラムがトレーニングの原理に基づいて作成されるのと同様に、デザインにも必ず押さえるべき原則が存在し、それらを理解するだけでも資料のわかりやすさを劇的に改善させることができます。
演者はパーソナルトレーナーとしての活動を続けながら、フィットネス分野に特化した資料作成やWebサイト制作等のデザイン業務を展開しており、本講演ではそれら2つの分野の知見を組み合わせ、現場で使える実践的なデザインのポイントを解説します。
講演 企業セミナー  
【Day1-3-D】 定員:120名 会場:1008教室(10F)

皮膚からの神経入力によるアスリートコンディショニングメソッド
~fatigueへの、求心性インパルスと効率的筋膜リリースによる、中枢および末梢レベルでの対処~

竹内 研(修士(教育学), 一般社団法人日本メディセル療法協会)


【講演概要】
疲労(fatigue)を理解するにおいて、中枢の機能に焦点を当てることの重要性は、かなり以前から指摘されている。しかし、中枢の疲労への対処方法としては、認知的なアプローチが主体であった。昨今、脳疲労というワードが一般的になってきている。旧くは旧ソ連において提唱されたアクティブレストは、脳の機能性に関連すると考えられる。もちろん、末梢における疲労現象への対処は不可欠である。しかし、この面に関しても、身体の組織を被う膜の機能についての知見が示されつつある中、従来の理解を超える情報が得られてきている。
さらに、末梢組織へのアプローチは、即ち、中枢へのアプローチとなる機序が浮上してきた。
こうした理論背景によるfatigueに対処するアプローチによって、より迅速かつ効率的な、アスリートの疲労回復の手段が提示される。必然的に、脳疲労の緩和や、睡眠の改善も、期待することが可能となる。

12月15日(日):2日目

9:30~11:00
講演   
【Day2-1-A】 定員:300名 会場:1001教室(10F)
機能的な筋肥大
Stephan Geisler(Ph.D., NSCA Germany理事長, IST経営大学 教授)

【講演概要】
まず、筋肥大の生理学的基礎について概説し、筋肥大がどの程度機能的になり得るかについて解説していきます。続いて、我々が行っているプロジェクト“筋肥大とメタボロミクス”に関する最新の研究結果を紹介します。
実技 
【Day2-1-B】 定員:150名 会場:1001教室(10F)
エリートゴルファーに対するパフォーマンス向上を目的としたS&Cプログラムの実際
~エビデンスに基づいた効果的なプログラムと効果検証に関する考察~
栖原 弘和(Ph.D., CSCS, 日本ゴルフ協会 ナショナル強化委員会 フィジカルコーチ)

【講演概要】
近年、国際的なゴルフ競技での競技現場において、競技者の思考や取り組みはアスリート化が進んでおり、その背景にはゴルフ競技に関わるスポーツ医科学の発展が少なからず寄与していると考えられる。ゴルフ競技におけるS&C領域に関するエビデンスの報告は近年増加傾向であり、多くの研究にて打球の飛距離増加が競技力向上に寄与することが明らかにされている。また、打球の飛距離増加にはゴルフクラブのスイングスピード向上が寄与することが明らかにされており、スイングスピードに関連する評価・測定に関する報告も多く存在する。
本講演では、これまで報告されているこれらのエビデンスを紹介するとともに、ゴルフパフォーマンス向上を目的としたより良いS&Cプログラムに関して考察し、実技を交えて情報を紹介する予定である。
講演 
【Day2-1-C】 定員:200名 会場:1009教室(10F)
S&Cを通じて人を育てる
CONVIVIALなトレーニングルームを目指して
金澤 良(保健体育教員免許, 養護教諭教員免許, 岩倉高校)

【講演概要】
演者は保健体育教諭・養護教諭の免許を持ち、学内ではコンディショニングアドバイザーとして生徒のS&Cをサポートしている。本校の放課後のトレーニングルームには、パフォーマンス向上を目指すアスリートだけでなく、生活習慣の改善、ダイエット、自分の居場所作り、社会に出た時の体力作りなど、多様な目的を持つ生徒が集まる。
本発表では、生徒の自主性・主体性・自治を重んじながら、これらの生徒が引き起こすトレーニングムーブメントを紹介する。
また、このムーブメントを促進するため、多数の専門家の招聘やトレーニング検定の実施など、高等学校における啓発の仕掛け方と、そのトレーニングコミュニティでの生徒の変化を紹介し、生徒の興味関心の引き方、巻き込み方、運営の仕方についても紹介する。ディスカッションでは、今後の学校教育現場におけるストレングス&コンディショニングの可能性と展望について考えていきたい。

講演 
高校における常駐ストレングスコーチとしての取り組みについて
「インテリジェントアスリート」の育成を目指して
山口 裕士(CSCS, 横浜商業高校)

【講演概要】
日本で唯一の公立高校に常駐するストレングスコーチとして、コーチに依存せず自立した「インテリジェントアスリート」の育成を目指した取り組みについてお話させていただきます。
「部活動におけるトータルコンディショニング」などの具体的な実践に加えて、コミュニケーションの重要性や、専門職として学校現場にどのように溶け込み、選手や指導者との信頼関係を築くかについても掘り下げてお話させていただきます。さらに、今後の高等学校におけるストレングストレーニングの展望についても活発にディスカッションさせていただきます。
11:20~12:30
講演   
【Day2-2-A】 定員:300名 会場:1001教室(10F)
医療とS&Cの連携
~当院の医療とメディカルフィットネスの連携を参考に~
瀬戸口 芳正(医師, NSCAジャパン理事, 医療法人MSMCみどりクリニック院長)

【講演概要】
近年、健康スポーツの需要が高まり疾病を抱えたクライアントへのトレーニング指導の機会が増
え、医療機関とトレーニングジムの連携がますます重要となっている。当院はクリニック内にメデ
ィカルフィットネスを併設しており、会員の80%は患者として当院で治療している。その役割はア
スレティックリハビリテーションとしてスポーツ外傷の術後のリハビリを補完したり、肥満症の改
善、内科疾患への運動療法、健康増進、アスリートのコンディショニング・パフォーマンス向上な
ど多岐にわたる。
当院の医療とS&Cの連携とトレーナーの教育システムをご紹介し、医療機関と
S&Cの連携について現状の課題と未来を検討したい。
実技 
【Day2-2-B】 定員:150名 会場:1003教室(10F)
試合における動作課題を解決する
~ゲームスピードアプローチ
Ian Jeffreys(Ph.D., CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, RSCC*E, FNSCA, NSCA理事長, All Pro Performance代表, レイキャビク大学 客員教授)

【講演概要】
効果的な動作は、効果的なパフォーマンスの重要な要素であり、アスリートが試合において課題を解決するために選択できる技術的・戦術的なアプローチの数を増やすことができます。しかし、私たちはコンテキストをほとんど考慮せずに還元主義的な視点から動作のトレーニングをし続けています。
このセッションでは、スポーツにおいて達成しなければならない動作を考慮して、スピードとアジリティの向上のためのリバースエンジニアリング的な方法をとり、そこから、アスリートが試合での課題をさまざまな方法をもって解決するための適応能力の向上に焦点を当てます。
講演  
【Day2-2-C】 定員:200名 会場:1009教室(10F)
トレーニングとリカバリーのモニタリングとその活用方法
~実践で有効活用できるために~
関口 泰樹(Ph.D., CSCS, テキサス工科大学 助教授, スポーツパフォーマンス研究室ディレクター)

【講演概要】
トレーニングとリカバリーのバランスはパフォーマンスの向上と怪我の予防のためにはとても重要になります。ただデータを取るのではなくそれを有効活用すれば、アスリートにとって有益なデータとなります。また、その実践方法は状況や環境によっても異なります。
このレクチャーでは、現場で実際に使える理論と実践的なアプローチを交えて、トレーニングとリカバリーの活用方法について話します。
13:10~14:10
会場:1004教室(10F)
ポスター発表
14:20~15:30
講演  
【Day2-3-A】 定員:300名 会場:1001教室(10F)
これからの日本のS&Cコーチに求められるスポーツ科学者的な資質とは?
山下 大地(Ph.D., CSCS,*D, CPSS,*D, NSCAジャパン編集委員, 国立スポーツ科学センター)

【講演概要】
近年、スポーツ現場では走行速度や加速度、バーベルの挙上速度といったテクノロジーが活用されている。これらを有効活用するために、世界的にはNSCA’s Essentials of Sport Scienceの発刊(2021年)や、Certified Performance and Sport Scientist(CPSS)の認定(2022年)が始まっている。一方日本では、2023年5月に翻訳本「NSCAスポーツ科学の基礎知識」が発刊されたばかりで、スポーツ科学者的な資質を養成する土壌が十分に整ってないと感じる。
本講義では、これらの進歩の流れに乗り遅れないために、今後日本のS&Cコーチに求められる資質について、私なりの考えを紹介する。
実技 
【Day2-3-B】 定員:150名 会場:1003教室(10F)
パーソナルトレーニングに求められるものとその結果を出すために
指導しているプログラム内容の「なぜ」に答えられますか?
高橋 泰幸(CSCS,*D, NSCA-CPT,*D, NSCAジャパンマスターコーチ, NSCAジャパン東北アシスタント地域ディレクター, NSCAジャパン指導者育成委員, ペップアシスト)

【講演概要】
大袈裟なことではなく、身体が変わればその人の人生が変わることも多々あります。その喜びを共有できるのがパーソナルトレーナーの醍醐味だと思いますが、その覚悟をもって現場に立っていますか?
トレーニング指導を行うにあたってまず大切なのは、その内容が「安全」であることです。それを保証したうえでの結果となります。現場で見なければいけないこと、現場に立つ前にしなければいけないこと、それらを実際の例を用いながら皆様と考えていきたいと思います。
講演 
【Day2-3-C】 定員:200名 会場:1009教室(10F)
ジャンプトレーニングの理論と実践
性差に応じたアプローチ
熊野 陽人(Ph.D., 関西福祉大学社会福祉学部 准教授)

【講演概要】
ジャンプ動作は陸上競技の跳躍種目をはじめ、様々なスポーツ種目、プレーの中で多用される動作である。そのため、ジャンプ能力を向上させることは、競技パフォーマンス向上へと直接的に繋がる可能性が高い。また、ジャンプ動作は下肢の筋力・パワーを向上させるトレーニング手段としても有効である。
ジャンプ能力を向上させる方法論、ジャンプ動作をトレーニング手段として活用する方法論、そしてジャンプトレーニングを考えるうえで無視できない性差を踏まえ、エビデンスと自身の経験を交えて皆さんと考えていきたい。
講演 企業セミナー  
【Day2-3-D】 定員:120名 会場:1008教室(10F)

エキセントリックトレーニング(フライホイールトレーニング)をスポーツ現場で活かす
~安全な Return to Play と High Performance へ~

大塚 潔(体育学修士, 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー, 福岡ソフトバンクホークス株式会社)

【講演概要】
トップチームでは科学的根拠(Evidence Based)を得るために様々なテクノロジーを活用して、
数字を得てトレーニング処方を行い日々過ごしています。1つ目として傷害からいかに安全かつ迅
速に競技復帰(Return to Play)を達成しているのかハムストリングスの肉離れを例として紹介し
ます。2つ目に日々のコンディショニングでの活用としてオーバーヘッド競技での「Arm Care(上
肢のコンディショニング)の例を紹介します。最後に選手の弱点(ボトルネック)に対する活用を
紹介します。すべてエキセントリックトレーニング(フライホイールトレーニング)中心のお話
になります。

懇親会


懇親会では各表彰やその他企画もご用意しておりますので、是非奮ってご参加ください。
また、豪華なお料理(リーガロイヤルホテル大阪)やアルコール・ソフトドリンクもご用意して、たくさんのご参加をお待ちしております。
【日時・会場】
12月14日(土)18:30~20:30
会場:特別会議場(12F)

キャリアコーナー


【概要】
今年度より、企業・団体・個人問わず求人活動の機会や来場者同士のマッチングなどの機会を作る「キャリアコーナー」を設けました。無料でご利用いただけますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
・求人ボード/求職ボードの掲示
・キャリア説明会の実施
・その他マッチングサービス
【日時・会場】
12月14日(土)13:30~14:30
12月15日(日)12:40~13:40
会場:サブホワイエ
※事前申込は不要です。
※混雑した場合には、先着順とさせていただく可能性があります。
【参加予定企業様】
株式会社ティップネス 人材開発部
龍谷大学 スポーツ・文化活動強化センター
日本競輪選手養成所(公財JKA)  人事部人事企画課
※その他の参加企業様およびタイムスケジュールは決定次第、お知らせいたします。

CEU相談コーナー


【概要】
資格更新の仕組みやCEU取得活動について、疑問に感じている事やお悩みがある方は、この機会にNSCAジャパンCEU担当スタッフに直接相談してみませんか?
各日の休憩時間に個別相談ブースを用意してお待ちしていますのでぜひ気軽にお立ち寄りください。
【日時・会場】
12月14日(土)13:40~14:10
12月15日(日)12:40~13:40
会場:1008教室
※事前申込は不要です。
※混雑した場合には、先着順とさせていただく可能性があります。