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NSCAジャパンID : /

※オウンドメディアバナー

NSCAジャパン

NSCAジャパンとは

特定非営利活動法人NSCAジャパンは、アメリカ合衆国コロラド州コロラドスプリングスに本部をもつNSCA(National Strength and Conditioning Association)の日本支部です。
1991年に設立され、日本におけるストレングス&コンディショニングの指導者の育成や継続教育、研究に裏付けられた知識の普及を通じて、一般の人々に対する健康の維持・増進から、アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上などに貢献するために活動しています。

  • 国内会員数

    10,640

  • 国内CSCS資格者数

    2,100

  • 国内NSCA-CPT資格者数

    4,839

※2024年3月31日現在

使命(ミッションステイトメント)

NSCAジャパンは、研究に裏付けられたストレングス&コンディショニングに関する知識を普及させ、子どもから高齢者にいたるすべての人々の健康増進と、アスリートの競技力向上および傷害予防を支援します。

『Bridging the gap between science and application:研究と現場の橋渡し役として』

ビジョン

NSCAジャパンは、研究に裏付けられたストレングス&コンディショニングに関する知識を普及させ、子どもから高齢者にいたるすべての人々の健康増進と、アスリートの競技力向上および傷害予防を支援します。

ストレングス&コンディショニングを広げる 活躍の場が広がる

沿革

1960年、ローマオリンピックにて日本が惨敗したのを機に、日本でもスポーツ関連の専門家が各分野で尽力し、体力強化に取り組み、それに基づくトレーニング関連システムが開発されてきました。しかし、それでも体力強化トレーニングを指導 する現場での問題は未解決と言わざるを得ない状況下にありました。

そんな中、1978年にアメリカにおいて「スポーツの成績とフィットネスに関連するストレングスについての専門的意見交換を促進し、会員の団結を図る」という目的で、ネブラスカ州立大学リンカーン校にNSCAが設立されました。それからNSCAは、スポーツ医科学の研究室とトレーニングの現場を直結し、理論と実践の橋渡しをする役割を果たし、活動を続けています。

NSCAジャパンは、前述のような現場での問題点を解決すべく、また、NSCAの理念に賛同し、日本においてもそれを普及・発展していく目的で、1991年にNSCA初の国際支部として設立されました。NSCA本部からの情報を活用しつつ、S&Cを共通の課題として共に研究し、日本のスポーツ界のレベル向上を目指して活動を開始したのです。

  • 1984

    森永製菓株式会社 健康事業部が「NSCAジャパン」発足を起案

    健康事業部は前年1983年に、アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックスに本社を置く、プロテインやサプリメントなどの販売を手掛ける「ウイダー社」と事業提携を開始。日本国内でスポーツ産業へ参画するための助言をウイダー社に求めたところ、「NSCA」の名前が挙がった。
    同年、当時のNSCA事務局長と、ネブラスカ州立大学ストレングス&コンディショニングコーチを招聘した。

  • 1987

    NSCAジャパン設立準備のためNSCA本部と契約開始

    当時のNSCA本部事務局スタッフを日本へ派遣し、オフィススペースの確保や事業準備のための監督を行うという内容の契約を取り交わした。

  • 1991

    NSCAジャパン設立

    4月1日、NSCAジャパン設立。顧問に寛仁親王殿下、理事長に窪田登氏(早稲田大学名誉教授)が就任。

    NSCAジャパン設立
  • 1993

    NSCAジャパンで
    1回目のCSCS認定試験

    当時は英語での試験実施となった。

    NSCAジャパンで1回目のCSCS認定試験
  • 1994

    会員向け機関誌の創刊
    『NSCAジャパン・ジャーナル』

    会員向け機関誌の創刊『NSCAジャパン・ジャーナル』
  • 1995

    日本語でのNSCA-CPT
    認定試験を開始

    日本語でのNSCA-CPT認定試験を開始
  • 1998

    日本語での
    CSCS認定試験を開始

  • 2001

    会員数1,000名突破 /
    NPO法人化

    NSCAジャパン会員が1,000名を超え、東京都へNPO法人として申請。4月に受理され、NPO法人としての活動を開始した。

  • 2006

    教育プログラム制度導入

    レベルアッププログラムおよびNSCAジャパン認定校制度が始まった。

    教育プログラム制度導入
  • 2016

    設立25周年 / 国際カンファレンス実施

    NSCAジャパン設立25周年を記念し、NSCA(グローバル)の第5回国際カンファレンスを日本の幕張メッセにて開催。

    設立25周年 / 国際カンファレンス実施
  • 2017

    Human Performance Center設立

    S&Cコーチの育成や実践の場となる会員専用施設を千葉県流山市に開業した。

    Human Performance Center設立
  • 2019

    NSCAジャパンコーチコース開始

    NSCAジャパンコーチコース開始
  • 20212021

    設立30周年

NSCAジャパン顧問
就任に寄せて

寬仁親王妃信子殿下

NSCAジャパン顧問就任に寄せて

寬仁親王妃信子殿下

  • この度、理事会の総意として顧問のお話を頂きました。最初にアスリートでもない私でお役に立つか否かをお尋ね致しました。NSCAジャパンの皆様方は教えられる資格を持たれた方々だと伺って居りましたので案じても居りました。その中で、「パーソナルトレーニングを受けて居られるのであれば是非に」と伺いましたのでお引き受けすることに致しました。

    数年前に手足の痺れがあり、整形外科の医師からはメスを入れるか、トレーニングで筋力をつけて抑えるかの選択を迫られて居りましたが、トレーニングのイメージは、腹筋・背筋やスクワットを汗まみれで行うイメージが強く、正直に申し上げて印象が悪うございました。水も飲まず行うものと勘違いもして居りました。正直に申し上げて辛いイメージを強く持って居りました。 痺れの辛い中で、藁をもつかむ気持ちの中で、パーソナルトレーナーの方に5年前に出会いました。相性も合い、指導を受けて今に至って居ります。痛みは軽減され、体力ができ固い身体も軟らかくなってまいりました。自分自身の身体の癖も理解できるようにもなりました。トレーナーとの信頼関係は大切な要因であったと思います。現在の私は前とは違いトレーニングは、健康維持に必要不可欠であると考えが変わりました。

    トレーナーが当時の私を振り返り、クライアントの中でワーストスリーの中の一人と言っても過言ではなかったと話してくれたことがありました。体調がすぐれず、最悪のコンディションでの出会いでしたので、良く受けて下さったと感謝して居ります。ご苦労を掛けたと思いますが、直そうという気持ちを引き出していただき、本当に少しずつですが、いろいろなエクササイズを継続するうちに、毎日の生活動作における身体の使い方が変わっていくことを実感できるようになってまいりました。指導されるエクササイズは、常に理論的な裏付けがあるばかりでなく、飽きることのない多彩なメニューです。また、一見バラバラに感じるこれらのエクササイズが、実は互いに連携しあい、最終的に身体を機能的に使うことに帰結しているということに気付かされ、驚きの連続でした。そして何よりもエクササイズを楽しく継続できるということが自分自身の前向きな気持ちに繋がり、この原動力はトレーナーの心のこもった指導とは切り離せないということを痛切に実感しています。

  • このように私自身のトレーニングやトレーナーに対するイメージは一掃されたのですが、まだ一般の方々にはハードルは高く、とりわけ女性にとっては、まだまだ私が以前に抱いていたイメージと変わっていないのが現状ではないでしょうか。アスリートのトレーナーになられる方々は多くはないと思いますが、トレーニングを必要とされている方は数多く居られると存じます。気が付いて居られないだけで皆様方は必要とされています。クライアントの筋力を知り、体調を考え、言葉だけで教えずトレーナー自ら何処の筋肉を意識するかをしっかり見せ伝えることもクライアントにとって必要不可欠だと実感しています。

    今後NSCAジャパンのメンバーの方々が、トレーニングは特別な方のものではなく、万民に大切なことであることを子どもたちから大人まで広めることが求められています。筋肉のリハビリテーション等にも力を発揮され、あらゆる方々のニーズに合わせて安全に楽しく指導できるトレーナーを育成していただき、多くの方々の健康と幸福に寄与され、邁進していただきたいと願って居ります。私も顧問としてその活動を応援させていただきたく存じます。 2012年9月
    寬仁親王妃信子

NSCAジャパン 理事長
就任の挨拶

柴田 真志

兵庫県立大学教授
Ph.D., NSCA-CPT,*D
NSCAジャパン 理事長就任の挨拶

柴田 真志

兵庫県立大学教授
Ph.D., NSCA-CPT,*D
  • このたび、理事長に再任されました柴田真志です。初選任された当初から想いは変わらず、NSCAジャパン会員の皆さんのみならず、社会のために活動を行なって参りたいと考えています。
    現在、NSCAジャパンは会員数が約1万人に達し、今後、社会の中でさらなる輝きを放ち、その価値が広く認められる存在になっていかなければならないと思います。そのため、NSCAジャパンの専用施設であるHuman Performance Centerを中心にして、会員の皆様への継続教育・研修の充実を図り、資格保持者のキャリア形成を支援していきたいと考えています。また、フィットネスに関わる他団体とも連携しながら、ストレングス&コンディショニング(S&C)の普及・認知度の向上に繋がる事業を展開していきたいと思っています。

    近年、オリンピックやワールドカップなど国際スポーツ大会における日本人トップアスリートの活躍を支える存在として、S&C専門職がクローズアップされています。競技技能レベルが同程度であれば、体力的要素が高い方が有利と考えられるため、S&Cの知識や技術の重要性が改めて見直されてきているのではないでしょうか。身体トレーニングや回復を含むコンディショニングは、トップアスリートのみならず、ジュニアスポーツからマスターズスポーツ、あるいは地域の市民スポーツ大会などに参加している競技愛好者にも非常に有用です。ケガをせずにスポーツを楽しめる日常は、健全な社会を写す鑑であり、そういった意味でもNSCAジャパンが果たす役割は大きいと考えています。

  • また、我が国は世界に例を見ない超高齢社会を迎えています。現在、日本の高齢化率は28%を超えて世界最高を示し、2位イタリアの23%を大きく引き離して2030年には33%に到達すると予測されています。人生100年時代と言われるなか、フレイル予防を含めた身体機能低下の抑制、すなわちS&Cの知識や技術の普及は、健康寿命の延伸に必要不可欠です。
    多くの国民の皆様のsweet memoriesとして「あのとき、ストレングス&コンディショニングと出会って本当に良かった」と記憶に刻まれるよう、そして笑顔あふれる社会の創造にNSCAジャパンがその一翼を担えるよう、会員の皆様とともに力を合わせて活動していきたいと思っておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 2022年6月
    柴田真志

パンフレット

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