【講義】9:30~10:30
ACL損傷におけるファンクショナルテストの活用
-リハビリテーションと競技復帰につなげる実践的アプローチ-
ACL再建術後の競技復帰では、定量的な評価だけでなく、動作の質、心理面、競技特異性、負荷後の反応を総合的に評価する必要があります。本講義では、代表的なファンクショナルテストの目的と観察ポイントに紐づけた様々な運動種目からどのようにアスレティックリハビリテーションへ反映していくのかを具体的に解説します。さらに、復帰サポートにあたり、医療機関とスポーツ現場の連携、段階的な練習・試合復帰の運用について、実際の事例を交えて紹介します。

JSPO-AT, 理学療法士, 南葛SCアスレティックトレーナー, 株式会社メディフィットジャパン
〈講師紹介〉
理学療法士・アスレティックトレーナーとして、医療機関やサッカーを中心としたスポーツ現場の両分野で長年活動している。ジュニアからトップ選手、日本代表選手をサポート。医療従事者の人材育成にも力を注いでいる。
【講義】10:40~11:40
グロインペインにおけるファンクショナルテストの活用
-鼠径部痛症候群の評価から競技復帰までをつなぐ実践的アプローチ-
グロインペインは再発率が高く、疼痛の消失だけでは競技復帰の可否を判断できない傷害である。本講演では、グロインペインのエビデンスの整理、股関節・骨盤帯周囲の機能評価を中心に、臨床現場で実施可能なファンクショナルテストの選択と解釈を整理する。筋力・可動域・動作の質といった要素をどの順序で評価し、その結果をトレーニング処方や段階的な競技復帰プログラムへどのように反映させるかを、症例やフィールドでの運用例を交えて解説する。復帰判断に関わるS&Cコーチや現場に携わる方々が明日から活用できる視点の提供を目指す。
〈参考文献〉
1. 髙橋将,川本竜史,加藤駿太,広瀬統一,福林徹.鼠径部周辺痛既往歴者のインサイドキック動作と可動域測定.日本臨床スポーツ医学会誌.23:528-537.2015.
2. 髙橋将,干場拓真,熊井司,福林徹.鼠径周辺部痛既往歴者のインステップキック動作解析.日本臨床スポーツ医学会誌.30:1-10.2022.
3. 髙橋将.Groin painに悩む男性サッカー選手の身体特性.Strength & Conditioning Journal.29:5-11.2022.
4. Takahashi, S., R. Kawamoto, and T. Fukubayashi. Hip kinematics and trunk twist during inside soccer kick in subject of groin pain injury. World Conference on Groin Pain in Athletes, 1st, Conference Proceedings Archive. 2014.
5. Takahashi, S., R. Kawamoto, and T. Fukubayashi. Hip kinematics and muscle activity during inside soccer kick in players with a history of groin pain. ISBS Conference Proceedings Archive. 2016.
6. 髙橋将.大学男子サッカー選手におけるGroin pain既往者の身体的および動作特性〜再発予防のための基礎的研究〜.東京:早稲田大学博士学位論文.2016.
講師

PhD(スポーツ科学), 柔道整復師, JATI-ATI, JADA Educator, 大東文化大学
〈講師紹介〉
SBC東京医療大学(旧・了徳寺大学)を卒業後、早稲田大学大学院で学位を取得。現在は(公財)日本オリンピック委員会の強化スタッフとして、ソリ競技(ボブスレー・リュージュ・スケルトン)のサポート、陸上短距離では東京オリンピックや東京世界陸上出場日本代表選手のトレーナーとして現場で選手を支えている。その他、(公財)全日本柔道連盟では国際委員会(知的障がい者柔道振興部会)委員として、ID(知的障がい者)柔道の普及に取り組んでいる。(一財)日本アスレティックトレーニング学会教育研修委員として、アスレティックトレーニングに関する学問の発展・普及にも携わっている。現在は、大東文化大学スポーツ・健康科学部の准教授として勤務。
【講義】11:50~12:50
パネルディスカッション「競技復帰を支えるファンクショナルテストの実践的活用」
本パネルディスカッションでは、ACL損傷およびグロインペインにおけるファンクショナルテストの活用を踏まえ、競技復帰(Return to Sport・Return to Performance)に向けた機能評価のあり方について議論する。疾患特性に応じた評価戦略の違いに加え、下肢スポーツ損傷に共通する評価指標や結果の解釈、コンディショニングや再損傷予防への応用について、多職種の視点から整理する。さらに、ストレングス&コンディショニングコーチやアスレティックトレーナー等が現場で実践できる評価と意思決定のあり方を参加者とともに考える。
講師

モデレーター

スポーツ健康科学修士, 理学療法士, 鍼灸按摩マッサージ指圧師, JSPO-AT, SBC東京医療大学
〈モデレーター紹介〉
実業団バスケ、アメフト、Jリーグのトレーナーを経て、国立スポーツ科学センター(JISS)でアスリートリハビリテーションに従事。水泳日本代表トレーナーを20年務め、北京から東京五輪までの4大会に帯同。パリオリンピックではウエイトリフティング日本代表トレーナーを務め計5回の五輪帯同歴。
| 日時 | 2026年10月10日(土) 9:30~12:50 (受付時間9:00~) |
|---|---|
| 会場 | SBC東京医療大学 千葉県浦安市明海5-8-1 ※MAP 電車でのアクセス: JR京葉線「新浦安駅」より徒歩25分 新浦安駅より東京ベイシティバスDのりば11系統 総合公園・日の出南行きに乗車し「ベイパーク」下車 徒歩4分、3-23系統 総合公園行きに乗車し「明海南小学校」下車 徒歩4分 ※本施設の駐車場・駐輪場は利用できません。公共交通機関もしくは周辺のコインパーキングをご利用ください。 |
| 受講料 (税込) | 会員:4,950円/一般:9,900円 ・受講料のお支払いは、「クレジットカード」又は「PayPay」から選択できます。 ・決済が完了した時点でセミナー申込受付が完了となります。 |
| 定員 | 100名(定員に達し次第締め切ります) |
| CEU | 0.3(カテゴリーA) ※欠席・遅刻・早退・途中退席があった場合、CEUは付与されません。 |
| 申込締切 | 2026年10月9日(金)15:00まで |
| 持ち物 | ・筆記用具 ・飲み物 |
| キャンセル ポリシー | 【キャンセルに伴う返金について】 開催7日前(10月4日(日))までにご連絡が確認できた場合・・・お申込み時の決済先に全額返金いたします。 開催6日前(10月5日(月))以降にご連絡が確認できた場合・・・返金はありません。【開催中止の場合】 以下の理由により開催中止となった場合、セミナー受講料は全額返金いたします。 なお、返金の対象は決済済みのセミナー受講料のみとなります。 a.悪天候、天災地変、その他の自然現象 b.交通機関など、セミナー実施に不可欠な組織、団体、個人のストライキ c.セミナー実施に影響を及ぼす新法令の発令および公官庁の命令 d.施設、機材の異常など、安全かつ円滑にセミナーを実施することが困難と判断される場合 e.伝染性感染症の蔓延 f.その他、不可抗力により主催者がセミナー実施が困難と判断した場合 |
| その他 | ・当日の案内等に関する詳細は、お申込み後にマイページ→活動履歴→案内をご確認ください。 ・本イベント開催中に、主催者が撮影した写真・動画等を、NSCAジャパンが運営するメディア媒体(SNSおよびウェブサイト等)で公開する場合があります。 あらかじめご了承ください。 |





